【極意】よくある失敗から学ぶ!リノベーション会社の選び方とポイント解説

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リノベーション会社 選び方
この記事で解決する悩み
  • 信頼できるリノベーション会社を見つけたい
  • 予算内で理想のリノベーションを実現したい
  • 評判の良い会社に依頼し、トラブルを避けたい

こんな疑問や悩みを解決する記事です。

リノベーションで理想の住まいを手に入れたいけれど、どの会社を選べばいいのか迷っていませんか?

リノベーションは費用も手間もかかる一大イベントです。

それだけに「選んだ会社が思っていたのと違った…」なんて事態は避けたいものですよね。

工藤

リノベーション業界に5年、建築業界12年のママ建築士、工藤です。
実は、リノベーションの会社選びであなたが「成功するか失敗するか」は、会社を選ぶ前にすでに決まっているんです!

リノベーションで成功する人は、会社選びの前に以下の2点を把握しています。

成功する人がやる行動
  • 会社選びの前に、みんなが失敗しやすい内容を知って、失敗リスクを回避する
  • 成功するためのポイントをおさえ、会社が自分にあっているかどうか見極める手段を知っておく

失敗する人は、逆に上記2つのポイントをなおざりにしています。

そこで、リノベーション業界の最前線にいた私が、「失敗リスクを避ける方法」と「成功に直結する方法」を徹底的に解説します。

具体的かつ超リアルな内容なので、初めてのリノベーションでも安心して会社を選べるようになりますよ。

さあ、あなたにピッタリのリノベーション会社を見つけて、理想の暮らしを手に入れましょう!

目次

【悲報】リノベーションでよくある失敗事例5選

リノベーションの会社を選びで、よくある失敗事例を5つ紹介します。

先生

対処法も紹介するから、同じミスは避けてね

よくある失敗対処法
知人の紹介知人の紹介は参考程度にとどめ、自分で複数の会社を調査する
紹介された会社の実績や評判を独自に確認する
自分のニーズと予算に合っているかを冷静に判断する
予算を隠して相談最初から予算の上限を明確に伝える
予算に応じた提案を求める
追加費用がないか事前に確認する
1社だけで判断して契約3社以上から見積もりを取る
複数の選択肢を知っておく
価格の安さだけで選ぶ価格だけでなく、総合的な価値を考慮して判断する
極端に安い見積もりには注意し、その理由を確認する
値引きに惹かれて焦って契約冷静に判断する時間を取る
値引き後の金額が適正かどうか、他社と比較する

ケース1: 知人の紹介

知人からの紹介は、信用できますし安心感がありますよね。

ですが、その知人の体験や好みがあなたに合うとは限りません

知人の紹介だからこそ遠慮して、気になる部分があっても「まぁ、大丈夫だろう・・・」と大目に見てしまい、冷静に判断できなくなるケースは多いです。

先生

知人の紹介は参考程度にとどめて、自分でもしっかりリサーチすべきよ!

ゆりえ

紹介された会社の実績や評判を自分でも確認して、自分のニーズや予算に合うかどうか、冷静に判断してね。

ケース2: 予算を隠して相談

なるべく金額をおさえたいから、予算は隠したまま提案を受けたいですよね。

ですが予算を伝えないと、あなたが支払える以上の高額な提案を受けるだけなので、なんのメリットもありません

せっかくの提案もまったく参考にならないため、結局は「あなたに合った業者かどうか」、見極められません。

先生

予算の上限は、あらかじめリノベーション会社に伝えておくのが肝心よ。

けいすけ

予算内でできる提案を受けなくちゃ、意味がないからね。

ケース3: 1社だけで判断して契約

1社だけで契約すると、比較対象がないため、その会社が提示する価格や提案が「本当に適正なのかどうか」を判断できません

他社と比較できないまま契約してしまうと、後になって「プラン的にも、費用的にも、もっと良い選択があったかもしれない」と後悔する確率が高いです。

先生

見積もりは、最低でも3社から取るようにしてね。

ゆりえ

リノベーションには、定価がないわ。
比較しないと、何も分からないわよ。

ケース4: 価格の安さだけで選ぶ

価格が安いからといってリノベーション会社を選ぶと、後でトラブルになりやすいので注意しましょう。

安価な見積もりには、質の低い材料を使ったり、アフターサービスが不足したりといったリスクが含まれているケースも多いです。

先生

価格だけでなく、品質や実績、アフターサービスの有無なども考慮して、総合的に判断してね。

けいすけ

特に、極端に安い見積もりは、思わぬ落とし穴が隠れているケースがあるから気を付けよう。
安い理由も聞いておかなくちゃダメだよ。

ケース5: 値引きに惹かれて焦って契約

期限付きの値引きに惹かれて、じっくり考えずに契約してしまうケースは多いです。

ですが、焦って決めてしまうと、後から「ちゃんと確認しておけばよかった・・・」と後悔する可能性は高いです。

先生

値引きの期限に焦らず、まずは冷静に考える時間を取るのが重要よ。
契約内容はしっかりと確認し、疑問点は必ず解消してから契約するようにしてね。

ゆりえ

他社と比べて、値引き後の金額が「本当にお得かどうか」もチェックしておいてね。

リノベーション会社は5業種!メリット・デメリットを比較

リノベーション会社 種類

リノベーションで失敗しないためには、会社選びの前に「あなたに合った会社の種類がどれか」を把握するのが先決です。

リノベーション会社をサービス内容で分類すると5種類に分けられます。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたに最適なサービスを提供できる会社を選ぶのが肝心です。

タイプメリットデメリット
リノベーション専門会社ワンストップサービス
効率的な進行
トレンドに敏感
マンションしか対応できない場合もある
比較的高価
フルリノベーションしか受け付けない場合もある
リフォーム会社
フルリノベーションだけではなく、予算に応じたリフォームも提案してもらえる
費用相場や対応できる施工範囲が会社によって大きく異なる
工務店一戸建てに強い
構造面の知識が豊富
地域に密着で施工が得意
マンション経験が少ない場合がある
資金計画に疎い場合がある
提案力がない場合がある
不動産会社物件探しに強い
資金計画に強い
リノベーション済み物件の提供も可能
リノベーション経験が少ない場合がある
デザイン面で制限がある可能性
設計事務所高いデザイン性
独創的なプラン
細かな要望に対応
施工は別途依頼が必要
コストが高くなる傾向
お金の知識が乏しい
時間がかかる
先生

5種類の会社ごとの特徴やオススメの人も詳しく解説していくわね。

リノベーション専門会社

リノベーション専門会社
  • おしゃれな空間にしたい
  • ライフスタイル重視のオリジナルの間取りを希望
  • 物件探しから始めたい
先生

リノベーション専門会社は、デザイン性が高く、物件探し資金面トータルでサポートしてもらえるわ。

リノベーション会社はリノベーションだけに特化しているので、例えば

「古い家を今風のスタイリッシュな家に大きく改装したい!」
「インテリア雑誌の切り抜きのような空間に似せてつくりたい!」

など、特別なリクエストにも対応できます。

また、「リノべる。」のような大手リノベーション会社などは、物件探しから設計、施工、アフターケアまでを一貫して行う「ワンストップリノベーション」も得意です。

ゆりえ

物件探しの段階でリノベーションのプロと相談しながら進められるわ。

けいすけ

「希望どおりのリノベーションができなかった」というリスクも減らせるのは、めちゃくちゃ嬉しいな。

リフォーム会社

リフォーム会社
  • 提案しだいでは、施工範囲を狭めてもいい
  • ベーシックな間取りが好き
  • 優先順位を決めて空間を一新したい
先生

リフォーム会社は、予算に応じて施工範囲や内容を提案してくれるわ。
ハウスメーカー系のリフォーム会社や街のリフォーム会社も、この「リフォーム会社」の分類に含まれるわね。

リノベーション会社がリノベーションに特化しているのに対し、リフォーム会社は、必ずしもフルリノベーションを提案するわけではありません。

例えば、LDKだけをオシャレにかえるなど、優先順位を決めながら予算に応じたリフォームが可能です。

ただし対応できる範囲は、会社しだいで大きく異なる点に注意しましょう。

「リフォーム会社」とひと口に言っても、キッチンなどの交換などがメインの小さなリフォーム会社から、大規模なリノベーションも対応できるリフォーム会社まで様々あります。

ゆりえ

リフォーム会社によってはリノベーションには適さない場合もあるわ!
見極めが肝心ね。

工務店

工務店
  • コストパフォーマンス重視
  • 提案よりも自分の要望どおりに工事してほしい
  • 地域密着型が安心
ゆりえ

マンションよりも、構造もからむような一戸建てのリノベーションが得意よ。

工務店でのリノベーション費用は、リノベーション会社やリフォーム会社より比較的安いケースがほとんどです。

職人さんが直接施工するケースも多く、費用をおさえられるので、コストパフォーマンスを重視したい人には向いています。

ですが、リフォーム店と同様、会社によって実力がさまざまです。

先生

プランを十分に提案してもらえず、施主の提案をそのままに施工を進めるケースもあれば、プレゼンボードなどで素敵な提案をしてもらえるケースもあるわ。

けいすけ

資金計画は施主まかせで、利用できる補助金の提案がない場合もあるから注意してね。

工務店を選ぶ際は、リノベーションに対応できる実績があるかどうか、設計士がいるかどうかを確認するのが重要です。

不動産会社

不動産会社 デベロッパー
  • ワンストップサービスを求める
  • リノベーション済みの物件に住みたい
  • リノベーションというよりは、新築のような物件に住みたい
けいすけ

不動産会社は、物件探しに強いのが特徴だね。

不動産仲介ができるので、家を買うところからリノベーションまで一度にサポートしてくれるワンストップリノベーションリノベーション済みの物件の販売が得意です。

通常であれば、物件探し、住宅ローン手続き、リノベーションという各工程について、それぞれの会社や金融機関と並行してやりとりを進めなければなりませんが、不動産会社であれば連絡・相談窓口が一か所に集約されるため、手間や時間が大幅に削減できます。

先生

ただし、プランや設計力があまりない場合も多いわ。
それなりに仕上がるけど、不動産仲介が不要ならあえてオススメはしないかな。

設計事務所

設計事務所
  • 斬新なアイデアがほしい
  • 唯一無二の暮らしを手に入れたい
  • 予算や時間に余裕がある
ゆりえ

設計事務所に依頼すると、デザイン力の高いプロから斬新なアイデアがもらえるわ。

設計事務所は、独自性の高い完全オリジナルのプランをつくるのが得意です。

自然光を多く取り込むための窓の配置や、特別な素材を使った内装など、住む人に徹底的に寄り添った空間にしてくれます。

一方で、設計事務所への依頼は、設計料が高くなるというデメリットがあります。

また、少人数で運営していることが多いため、依頼から実際の着工までに時間がかかりやすいです。

【失敗回避】リノベーション会社の選び方!9つの質問で会社を徹底チェック

「リノベーション、やめておけばよかった・・・」と後悔しないためにも、9つの質問で「見積もり依頼してもいい会社かどうか」をチェックしましょう。

先生

9つをチェックすれば、あなたに適切な会社かどうかが分かるわ!
リノベ初心者でも簡単にチェックできるから、ぜひトライして。

質問チェックできる内容
許可や資格はある?社会的な信用性・技術や知識の信ぴょう性
会社の体制は?質の高いリノベーションができる体制が整っているかどうか
担当者と相性は合う?トラブルになるか成功するか
施工実績・口コミは?満足度できるかどうか
サービス内容はあってる?希望する価値を提供できるかどうか
資金計画の提案はある?補助金や節税対策など賢くリノベーションする方法に長けているか
損をしないか
費用の透明性はある?信用できるか
悪意のある追加料金が発生するリスク
詳細図面はある?工事内容の認識の違いを避けられる
アフターサービスは安心?将来的なトラブルの可能性

質問①: 許可や資格はある?

大切な家を扱うのですから、専門知識のあるプロにお願いするほうが安心です。

リノベーション会社の信頼性を確認するためにも、許可や資格を持っているかをチェックしましょう。

先生

少なくても、下記の2点は確認しておいてね

許可や資格で確認すべき内容
  • 建設業許可を取得しているか
  • プランは建築士が考えてくれるのか

【注意】許可や資格をもっていないケースは意外と多い

許可や資格がないことに後から気付いて後悔・・・なんて事態にならないように、許可や資格は必ず確認しておきましょう。

法律上は請負金額が500万円未満の工事に許可や資格は必要ないので、プランも建築免許を持っていない業者から提案されるケースは多いです。

先生

「許可や資格は当然もっているもの」と思い込んでいる方は多いけど、実は違うから注意してね。

質問②: 会社の体制は?

リノベーション会社の体制は、安心して依頼できる重要な要素です。

特に、設計と施工の連携や保険に入っているかどうかなど、「安心して任せられるかどうか」を見極めるポイントを知っておきましょう。

会社の体制で確認すべき内容
  • 設計・施工の連携体制や役割分担
  • 保証制度やリフォームかし保険の加入状況
それぞれの具体的なチェック項目(▼ 詳しく知りたい方はクリック

設計・施工の連携体制や役割分担

先生

リノベーションの質を決めるのは、会社の体制よ。

会社の組織体制やスタッフの配置は、品質にかかわるため、リノベーションの満足度を大きく左右します。

質の高いサービスが提供できる会社かどうかは、下記の4つでチェックできます。

会社の体制で確認すべき内容
  • チーム制かどうか
  • 設計士がいるか
  • 工事監督がいるか
  • インテリアコーディネーターがいるか
ゆりえ

会社がチーム体制をとっていない場合、営業担当者が一人で設計・工事監督・インテリアの提案をするケースも多いわ。

けいすけ

営業担当者がなんでもやる場合は、忙しくて対応が雑になったり、イマイチな提案になったりする可能性が高いよ。

チーム制の方が、専門スキルを活かした満足度の高いリノベーションができます。

逆に、営業・設計士・工事監督・インテリアコーディネーターのどれが欠けても、リノベーションのクオリティは下がる可能性は高くなります。

保証制度やリフォームかし保険の加入状況

先生

リノベーション中や工事後に起こるリスクを回避するためにも、保険や制度に加入している会社を選ぶと安心よ。

代表的な保険や制度
  • 住宅完成保証制度
  • リフォームかし保険

住宅完成保証制度は、会社が倒産など万が一の事態が起こったときでも、工事を完成させるための制度です。

また、リフォーム(リノベーション)時の検査と保証がセットになった保険制度で、引き渡し後に欠陥が見つかったときに適切な工事ができるよう、リノベーション会社に保険金が支払われます。

けいすけ

保険や制度に加入しているかどうかは、工事の品質保証になるし、安心感もあるよね。

質問③: 担当者と相性は合う? 信頼できる?

担当者との相性も、リノベーションの成功に大きく影響します。

良い担当者は、顧客の要望をしっかり聞き取り、提案力も高いです。

あなたの担当者として適任かどうかは、下記で見極めましょう。

安心できる担当者の基準
  • 要望や質問へのレスポンスが早い
  • 悩みや不安をよく聞いたうえでプランを考えてくれる
  • プラスαの提案をしてくれる
  • わかりやすく説明してくれる
  • 議事録をとる
ゆりえ

リノベーションは、あなたと担当者との共同プロジェクトよ。

けいすけ

担当者と相性が合わなかったり、気になる言動があったりする場合は、リノベーションは確実にうまくいかないから注意してね。

質問④: 施工実績・口コミは?

施工実績や口コミは、リノベーション会社の実力を知る重要なポイントです。

以下を確認して、把握しておきましょう。

施工実績・口コミを確認する方法
  • 施工実績:公式サイトやショールーム
  • 口コミや評判:SNS、見積もり比較サイト
先生

ただし、どんな良い会社でも悪い口コミはあるものよ。
悪い評判ばかりに目が行きがちだけど、良い評判も見て総合的に判断してね。

質問⑤: サービス内容はあってる?

前述したように、リノベーション会社の種類は5種類あり、それぞれ得意分野は異なります。

そのため会社選びの際は、あなたが希望する価値を提供できるかどうかを見極めるのが重要です。

先生

下記があなたの希望と合っているかどうかがポイントになるわ。

サービス内容の確認ポイント
  • 施工事例のデザインやスタイル
  • 得意分野や専門性
  • ワンストップサービスの有無

たとえば、和モダンなリノベーションを得意とする会社に、コテコテの洋風をお願いしても良い結果にならないでしょう。

また、マンションが得意な会社に戸建のリノベーションをお願いするのは、木の構造をふまえた設計施工ができないため将来的なリスクが高くなります。

ゆりえ

リノベーションで満足するためにも、あなたが求めるサービスを提供している会社を選んでね。

質問⑥: 資金計画の提案はある?

リノベーションは大きな費用がかかるため、資金計画の提案できるかどうかは重要なポイントです。

会社や担当者によっては「資金計画はノータッチ」なんてケースは多いですが、「プランが良いから契約しよう!」とするのは後悔するリスクが高いです。

先生

たとえば補助金の場合、下記のように数百万も損をしてしまうかもしれないわ。

A. 1000万円のリノベーションで補助金200万円 → 実質800万円(工事できる内容は1000万円)

B. 800万円のリノベーションで補助金の利用はなし → 800万円(工事内容も800万円)

お得に工事したり現金を手元に残したりするためにも、補助金制度や減税措置、ローンなどを活用して賢くリノベーションしましょう。

先生

具体的なお金の秘策は、下記の記事で解説しているわよ。
使わないと大損する制度も紹介しているから必見よ!!

質問⑦: 費用の透明性はある?

費用の透明性は、リノベーション会社の信用度を判断する指標の1つです。

隠れた費用がないかどうかをしっかりと確認しましょう。

優良業者かどうかは、特に「見積もりの書き方」で分かります。

見積もりに詳しい内容が記載されているので、工事の内容が素人でも把握しやすいです。

信頼できる見積もり

数量が「一式」ではなく、単価で記載
工事内容を明確に記載
材料や設備の具体的な品番・仕様が記載
諸経費や管理費などの内訳が明確
図面やイメージ図も添付

先生

見積もりの内訳が不明確だったり、他社と比べて極端に安い見積もりを提示する会社には注意が必要ね。

けいすけ

後から追加費用が発生したり、品質が低かったりする可能性が高いよ。

質問⑧: 詳細図面はある

間取り変更やデザイン性が重要なリノベーションでは、詳細図面があるかどうかは、仕上がりに大きく影響します。

図面は、施主・リノベーション会社・職人とプランや仕上がり品質を共有するためのものです。

図面を丁寧に作成してくれる会社は、顧客満足度の高い施工が期待できます。

リノベーションで後悔しないためにも、契約に「詳細図面を起こしてくれるかどうか」を確認しましょう。

詳細図面についての確認事項
  • ビフォー・アフターそれぞれの図面を起こしてくれるか
  • 契約後に詳細図面を起こしてくれるか
  • 着工までに製本図面をくれるか
  • 仕様リストをくれるか
先生

詳細な図面がなければ、仕上がり品質は落ちるし、トラブルも発生しやすいわ。

けいすけ

簡単なプラン図などペラ紙1枚で工事する業者も多いから気を付けて。

質問⑨: アフターサービスは安心?

リノベーション後に安心して暮らすためにも、施工後のアフターサービスは重要です。

保証内容定期点検が充実している会社は、施工後のトラブルにも迅速に対応してくれます。

けいすけ

契約に、アフターサービスも確認しておこう

  • 施工後の保証期間は?
  • 定期点検のスケジュールは?
  • トラブル時の迅速な対応ができる?

こんなリノベーション会社には要注意!

会社 注意

トラブルになりやすい会社には、特徴があります。

安心してリノベーションを進めるためにも、「避けるべき特徴」を持つ会社を選ばないようにしましょう。

こんな会社はNG!
  • 要望や予算を無視した提案を繰り返す
  • 見積もりが不透明、または極端に安い
  • 契約を急がせる不誠実な営業スタイル
  • 施工実績や口コミを確認できない
  • 説明が曖昧

例えば、極端に安い見積もりを提示する会社は、工事の質を落とす可能性があります。

また、顧客の意向を無視して提案を進める会社は、施工後に後悔する結果になりやすいです。

けいすけ

避けるべき会社の特徴を知って、トラブルを未然に防ごう!

【比較表】人気のリノベーション会社6社の特徴

スクロールできます
項目リノべる住友林業ホームテックリノベ不動産ひかリノベマイリノゼロリノベ
サービス名リノべる。
住友林業ホームテックリノベ不動産ひかリノベマイリノゼロリノベ
対応エリア全国全国全国東京/神奈川/千葉/埼玉東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/兵庫/京都/滋賀/奈良東京/埼玉 / 千葉 / 神奈川
費用・オーダー
・定額制
 
オーダー・オーダー
・定額制
 
・オーダー
・定額制
 
オーダー広さで算出
戸建てリノベ

受賞歴多数




マンション
リノベ

受賞歴多数





部分リノベ



対応しない
場合もある


持ち家リノベ
ワンストップ

物件探しの
同行は可能




リノベ済
物件の販売
インテリアコーディネート
特徴・リノベ専門会社
・オシャレな提案に定評
・自由な発想で希望を叶える
 
・リフォーム会社
・木造戸建の耐震補強も可能
・木質感の空間が得意
・アフターサポート専門の部署有り

・不動産会社
国内最大級のワンストップネットワーク     
・ローン専門のプロが在籍  
・不動産会社
・スケルトンリノベに特化
・FP紹介可能

・リフォーム会社
・大手の安心感(大阪ガス・グローバルベイス)
・ユニークなコラボ(ユナイテッドアローズなど)
・リノベ専門会社
・不動産会社
・完全自由設計
・スケルトンリノベに特化

公式サイト確認する確認する確認する確認する確認する確認する
先生

リノベーションの会社選びで迷っているなら、まずはオールマイティなサービスが可能な「リノベる。」や「リノベ不動産」の資料請求や相談会に行ってみるといいわよ。

【成功の極意】会社選びのポイント!おすすめの会社も紹介

物件探しから始めたいならワンストップリノベーションがベスト

物件探しから家づくりを始めたいなら、ワンストップリノベーションが安心で効率的です。

物件探しからリノベーションまでを全部サポートしてくれるので、物件選びから設計、工事まで一つの窓口で済むので、手間も少なくスムーズに進められます。

先生

リフォームに適した物件かどうかを見極めるのが難しいのよ。
物件を購入した後で、「そもそも思ったようにリノベーションできない…」と判明するケースも多いわ。

ワンストップリノベーションなら、リノベーションに合った物件をプロの視点で選んでもらえるので、理想の暮らしが手に入りやすいです。

おすすめの会社:おしゃれなマンションリノベーションが大人気!「リノべる。」

出典:リノベる。

リノべる。」は東京を中心に全国展開しているリノベーション会社で、特に中古マンションリノベーションが得意です。

リノベーションの実績が豊富で自由な発想でオシェレな空間を提案するのが特徴です。

リノベーション・オブ・ザ・イヤーでも毎年受賞するなど、業界で高い評価を受けています。

リノべるなら、センスに溢れたワクワクするようなリノベーションを期待できますよ。

ゆりえ

物件探しも得意で、センスもあるから、安心して任せられるわ。

\ リノベーション・オブ・ザ・イヤーも受賞/

持ち家の戸建リノベーションなら大手リフォーム会社が安心

戸建で持ち家のリノベーションを成功させたいなら、構造面もチェックできる経験豊富な大手リフォーム会社を選ぶのがおすすめです。

リノベーションはデザイン面ばかり重視しがちですが、戸建の場合は長く住まうために、耐震などの構造面の工事が最も重要です。

先生

大手のリフォーム会社なら、デザイン面だけでなく現在の基準に合った耐震補強工事もできるわよ。

ゆりえ

大手リフォーム会社は長い経験を活かして、工事の品質管理やアフターサービスにも力を入れているわ。
リフォーム後も安心して暮らせるわよ。

また、大手リフォーム会社は、家の状態に合わせて、部分的なリフォームから全体の改装まで幅広い提案をしてくれます。

大手の資材調達力により、コストを抑えながら高品質な材料を使えるケースもあるので、検討する価値アリですよ。

おすすめの会社:筆者ゴリ押し!木造住宅リフォームの最高峰「住友林業ホームテック」

出典:住友林業ホームテック

住友林業のリフォームは、第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEによる「リフォーム 顧客満足度ランキング」で一位に輝いた会社です。

さらに、「営業担当者の接客力」「営業担当者の提案力」「施工担当者の対応」「工程管理」「仕上がり・デザイン」「費用」「保証・アフターサービス」の評価項目別ランキングでも、全7項目で1位となっています。

順位総合満足度の高さ売上の高さ
1住友林業のリフォーム積水ハウスリフォーム
2ミサワホームリフォーム大和ハウスリフォーム
3パナソニック リフォーム株式会社住友不動産のリフォーム
4住友不動産のリフォームセキスイハイムグループのリフォーム
5セキスイハイムグループのリフォームミサワホームリフォーム
出典:株式会社oricon ME
工藤

私は、記事を書く前は「住友林業のリフォーム」で働いていましたが、本当に真面目で、施工技術や提案力が高い会社でしたよ。

リフォーム業界の裏事情、会社内部を知っているからこそ、大規模リフォームなら「住友林業のリフォーム」が断然オススメです。

ただし、リフォーム費用が高い傾向があります。

無料でプランをもらい、相見積もりによる値引きを期待するためにも、見積もり比較サイトを利用するのが得策ですよ。

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リノベーション工事の費用相場

お金

マンションのフルリノベーションの場合、3LDKで約60〜80m2の物件なら約800万円で住戸全体の設備や内装を改修できるケースが多いです。

完全にスケルトンにして、断熱改修や間取りを変更する場合は、1,000〜1,600万円程度を想定しておくとよいでしょう。

一戸建て住宅のフルリノベーションの場合、約100m2(約30坪)程度・状態の良い住宅で大きな間取り変更が不要であれば、1,000万円以内に収まるケースが多いです。

ただし、間取り変更を伴うような大規模改修なら、2,000~4,000万円程度は見込む必要があります。

費用を抑えるための方法

先生

費用をおさえるために、みんなが行っている方法は5つよ。

費用を削減するには
  • こだわりたいポイントを絞り、予算を配分する
  • 設備や建材のグレードを調整する
  • 可能な範囲で現状の配管や構造を活かす
  • 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する
  • 補助金を利用する

たとえば「木質感のある空間が好み = 無垢のフローリング」と考えるなら、見た目ではあまり大差のない挽板にすれば、希望は叶えつつ価格も下げられます。

プロの知恵を借りれば、自分では思いつかない方法で費用をおさえられるケースは多いので、プロに相談してまずはアイデアをもらいましょう。

けいすけ

プロに相談しないで諦めるのは、もったいないよ。

リノベーション会社に依頼する際の手順

リノベーションを依頼する手順をざっくりと把握しておきましょう。

リノベーション依頼の流れ
  • 準備
  • リノベーション会社を探す
  • 見積もり依頼・現地調査
  • 比較検討
  • 契約
STEP
準備

まずは、やりたいリノベーションの内容を固め、おおまかな予算を設定します。

ローンを利用するかどうかも検討しておきましょう。

STEP
リノベーション会社を探す

候補となるリノベーション会社を複数ピックアップしましょう。

会社の探し方
  1. 資料を取り寄せる
  2. セミナーや見学会に参加する
  3. 見積もり比較サイトを利用する

資料を取り寄せるのはよい方法ですが、会社の方針や特徴は、文字や写真だけでは分かりません。

セミナーや見学会にも、複数参加するようにしてくださいね。

セミナーや見学会とは別に、見積もり比較サイトの併用もおすすめです。

ゆりえ

見積もり比較サイトなら「リノベる。」や「住友林業のリフォーム」など、リノベーション会社の人気どころがあつまる「タウンライフリフォーム」がベストよ。

プランも無料になる見積もり比較サイト/

STEP
見積もり依頼・現地調査

3〜4社程度の会社に見積もりと現地調査を依頼します。

先生

現地調査は必須よ。
調査しなければ、あとから工事中にトラブルがおきたり、追加料金も発生しやすいわ。

STEP
比較検討

提案された設計方針や見積もりを比較します。

会社の体制など、本記事で紹介した9つをチェックし、総合的に判断しましょう。

STEP
契約

依頼する会社を決定し、設計契約を締結します。

まとめ>>会社選びは最も重要なステップ成功するには事前準備が鍵

リノベーションで理想の住まいを実現するには、会社選びが最も重要なステップです。

この記事では、リノベーションで失敗を回避するための具体的な方法や成功に直結するための方法、評判の良い会社の特徴などを詳しく解説しました。

最後におさらいです。

まとめ
  • リノベーションの成功は事前準備が鍵
  • 失敗を避けるには会社選びの前にポイントを把握
  • 目的や条件に合った会社選びが重要
工藤

ぜひ、この記事の内容を参考にして、安心して理想の住まいを手に入れてください!

リノベーション会社の選び方でよくある質問Q&A

信頼できるリノベーション会社を見つけるにはどうすればいいですか?

>>【失敗回避】リノベーション会社の選び方!9つの質問で会社を徹底チェック

リノベーションで予算を抑えるコツはありますか?

>>費用を抑えるための方法

リノベーションでよくある失敗を防ぐ方法はありますか?

>>【悲報】リノベーションでよくある失敗事例5選

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この記事を書いた人

リフォーム業界出身のママ建築士。
現在は、TV局や建材メーカーにリフォームに関する記事を寄稿しながら、このブログを運営しています。
現場で痛感していたのは、「リフォームの成功は業者や担当者次第」ということ。
経験をいかして、後悔しないリフォーム業者の選び方やノウハウを本音でお伝えします。

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